Q.合成界面活性剤はなぜ頭皮に悪いのですか?
A.一般に店頭で売られている合成界面活性剤を主成分とするシャンプー(以下、合成シャンプーという)は、洗浄力・脱脂力が強すぎて毛髪や頭皮の表面だけでなく、皮膚・毛根の内部にまで浸透しやすい成分です。洗浄力・脱脂力が強すぎるため、頭皮トラブルの原因になりかねません。特に敏感肌の方・最近頭皮のかゆみが気になる方は、注意が必要です。
Q.リンスもよくない、と聞きましたが……?
A.リンスに使われる陽イオン系(カチオン)活性剤は、毛髪や頭皮に付着して一層とれにくい性質の合成界面活性剤で、帯電防止剤として使用しています。陽イオン活性剤の用途には柔軟剤・殺菌剤があり、作用が強すぎることがあるため、トラブルの原因になりかねません。アトピー性皮膚炎やアレルギーの人、また皮膚が薄い赤ちゃんには注意が必要です。
Q.石けんも界面活性剤ですね?
A.その通りです。石けんは自然の油脂から生まれた、天然の恵みともいえる界面活性剤です。人間と2000~3000年の長い付き合いが証明しているように、皮膚や毛根にトラブルやダメージが少なく、安心して使える洗浄料です。万一すすぎ不足で皮膚に残ったとしても、アルカリ中和能力がありますので皮膚は酸性になります。
Q.ヘアーサボンと合成シャンプーの違いを教えて下さい。
A.ひと口でいえば、ヘアーサボンは天然の美容石けんで洗うもの。 シャンプーは合成界面活性剤で洗うものです。〈ヘアーサボン〉の特徴をまとめると、
①天然の美容石けんが主成分なので、毎日洗っても頭皮や毛根に浸透・残留しないと言われています。
②スクワラン・ホホバ種子油・フコイダン(クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体)と、毛髪保護のためにぜいたくな天然成分を絶妙の処方で配合してあります。コンディショニング効果もあります。
③シャンプーの排水は加水分解される石けんですから、地球環境にもやさしい洗髪料です。
Q.ヘアーサボンは石けんカスが残らないのですか?
A.そのために処方に工夫をくり返し、ようやく完成したのです。今までの石けんシャンプーは髪に付着する石けんカス(金属石けん)を中和させるため、必ず酸性リンスとペアでお使いいただくものでしたが、ヘアーサボンは、洗い流すと石けんカスもいっしょに洗い流れます。
Q.子供もヘアーサボンで洗って良いですか?
A.もちろん、皮膚がまだ弱い幼児の頭髪にも最適です。ただし子供の場合は整髪料等を使用していないので、一度洗いでじゅうぶんです。
Q.ロングヘアーですが、今までのシャンプーに比べて、指通り、クシ通りが少し悪いような気がします。
A.“しっとり、さらさら”の感触を与えるのも合成界面活性剤の力を借りれば簡単なことです。ヘアーサボンは、合成界面活性剤のダメージをなくすために開発された、根本から合成シャンプーと異なる洗髪料です。ヘアーサボンに変えて2~3ヶ月位で、キシミ感や泡立が変わって違いがわかります。毛髪、頭皮のお手入れも兼ねて、ヘアーコンとペアでご使用いただければ、クシ通りも問題ございません。
Q.ヘアーサボンに変えて、2 ~ 3ヶ月位で髪の違いが分かるとありますがそれはなぜですか?
A.今日抜ける毛は、すでに2 ~ 3ヶ月前に「休止期」に入った毛で毛髪自体は死んだものです。大切なのは毛母細胞が活発で細胞分裂・増殖をくり返していることです。そのために合成シャンプーのダメージをまずストップしていただきたいのです。毛母細胞がダメージをうけていては、いくら養毛やマッサージをくり返しても効果は期待できません。ヘアーサボンに変えて2 ~ 3ヶ月後、チカラをとり戻した自毛に気づくはずです。頭皮の根元から毛髪が約3 cm伸び、伸びた部分のキューティクルがしっかりしてコシやハリが出てきます。
Q.パーマ、ヘアカアラーの際の洗髪にはどうですか?
A.パーマ時の洗髪にも、全く問題ありません。通常のシャンプーと同じようにご利用ください。ヘアカラーの際も基本的には問題ありません。ただ、ヘアカラーはパーマよりも髪をいためるので、ややきしむ感じがありますが、ヘアーサボンで洗うとキューティクルを傷めないので、ヘアカラーの痛みもわずかです。
Q.ヘアーサボンで洗髪しましたが、洗髪後に何か使っていいですか?
A.せっかく毛母細胞を大切にして洗っているのですからその後に使用するものも、合成界面活性剤の害がないものを選びたいものですね。 ヘアーコンは、一般のリンス、トリートメント類に用いる「カチオン界面活性剤」を使用せず、9種の天然有効成分で髪と頭皮に最良の環境とうるおいを与える、新開発の「トリートメント コンディショナー + 養毛料」です。髪と頭皮そして毛母細胞を大切にしたい方には、ヘアーサボンとヘアーコンをペアでお使いいただくことをお勧めします。ゴワ付き、キシミが変わってきます。養毛効果も増します。